いびきの日帰り手術

いびきの日帰り手術

IBIKI MEDICAL CLINIC

 

いびきを外科手術で治療するというのは、病的な症状が原因の場合や病気が原因の場合に適用される方法となりますが、方法によっては日帰り手術で済むこともあります。

 

手術の必要がある病的症状としては、気道内の扁桃の過度な肥大や、のどちんこが極端に長い場合などで、こうしたいびきや睡眠時無呼吸症候群で行う一般的な手術方法は、UPPPとLAUPとなります。

 

これは両方とも、気道を狭く閉塞させないように喉の形を変える方法で、外科的治療で喉の咽頭部分を拡大するため呼吸もしやすくなります。

 

UPPPでは、口蓋、軟口蓋を外科的に切除して、口腔、鼻腔の両方の粘膜を縫い合わせ、突っ張るような緊張状態を作り上げますが、LAUPの方はいびきの治療専用に行う手術法で、UPPPよりも切除する範囲も狭く、レーザーを使って焼きます。このレーザーの照射によって気道が確保され、いびきを改善するのですが、レーザーを使用することで、痛みや出血も少なく殆どの場合は日帰り治療が可能となっています。

 

いびきの音の程度に関しては各人による差があるので、気道を広げてもいびきが消えない人が稀にいるようですが、約90%の患者が消失、軽快するということです。いびきの音が改善しにくいケースはやはり肥満の人が多く、生活習慣での改善も欠かせないということです。

 


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